「食とデザイン」というセミナーを拝聴しにいきました。
どんな内容なんだろう〜と想像するに、数年前からマーケティングの三宅先生、
そしてデザイナーの川原先生が、いろんな分野のデザインにかかわる仕事を
されているのを見ているので、そうした内容なのかと思い、
従業員のTさんと出かけました。
アステールプラザでありましたが、ホールに入ってまず、目に飛び込んできました。
ごじんまりした100名あまりのホールで
左合ひとみ先生という初めてお目に耳にする先生でしたが、
やはり、三宅先生たちが手がけられている、食にかかわるブランディングデザインをされている
お話でした。
もみじ饅頭でも、藤い屋のもみじ饅頭のブランディングをされた方。
※昨日アップしたとき、メーカー名を間違えていました。
お詫び致します。※
デザインといっても、饅頭をのせる器までプロデュースされ、
漆器づくりにも携わられ、近年、もみじ饅頭というと、にしき堂の「あたらしもみじ」が広大と共同で作ったと紹介されているのを見ると
広島土産の「たがが、もみじまんじゅう」が何か変化してきていると感じていました。
その中で藤い屋のもみじ饅頭もちょっと新しい風が吹いているのを感じていました。
「グッドデザイン大賞」をとられていました。
やはりそうなのですね・・・・
外箱を型抜きし中箱の一部を見せ、外箱は共通で中箱を変えることで
商品ごと違うデザインに見え、統一感を持たせたデザインに商品のブランドに高級感を感じます。
そして包装紙をなくし、エコでもあり、パッケージの効率化をされているということです。
今やデザイナーといっても、私たちの狭い印刷業界の中だけで、ペーパーに印刷する
チラシやカタログだけを作るのがデザイナーじゃない。
最近、社内でも食品のラベルや、化粧品箱のデザインの仕事をすることがあり、
それなりに、よかれとデザインしても、もちろん売れるようなデザインでないといけないけど、
本来、デザインするにあたりどうあればいいのか作る上で考えないといけない要素など、
Tさかも頭を悩ませていたので、かなり刺激になったセミナーになったと思いました。
もみじまんじゅうを意識し出したのは、娘がアメリカに居るとき、お土産は何がいいかと
考えたら、お菓子というともみじまんじゅう。
これを持っていったら、娘の彼氏が大ファンになりました。
その後、彼と会える時は、いつも「もみじまんじゅう」です。(笑)
地元の者からすると、たかが、もみじまんじゅうと思いちょっと変わりどころの
クリーム、抹茶とか、それもさして珍しくないと思ってしまう。
その中で、「あたらしもみじ」はすごく美味しかったし、「生もみじ」もかなり気に入ったみたい。
また、藤い屋の「フレフレもみじ」もアメリカに戻る時に持たせたけれど、
賞味期限が短いので、長時間の移動は向かないけど、洋菓子のみじまんじゅうみたいです。
ドライブインに行くと、いろんなもみじまんじゅうがあり、購買意欲を湧かせるパッケージになっているのは、言うまでもありませんね。
地元の者でも、「もみじまんじゅう食べたい」というようなブランドになってきています。
菓子博覧会も近いということで、
いろんな食品の展示もありました。
今回のセミナー、実は夜まであり、興味ある題目だったのだけど、
さすがに、午後から半日抜けてのセミナーは、繁忙期には厳しく、
途中で抜け出し帰社しなくてはならなくなりました。